現役フリーターから「フリーターって自由でいいよね」って思う人へ。これでもそう思う?
どうも、自由なき不自由の中にいるフリーターこと常脇湿太郎です。
先日久しぶりに友達に会ったのですが、「今何してんの?」の問いに対して“フリーター”だと応えたところ、「時間とか自分の好き勝手出来ていいなー」なんて言葉を“いただきました。”
中には自由を求めてフリーターへ憧れる人もいるみたい。
はっきり言っておく。フリーターはオススメしない。
僕がもっと正義感と責任感が強い人であれば、フリーター撲滅のために会社を起業して雇用を生み出し、日本から正規雇用率を3%上げてやるのに。それくらいおすすめしない。フリーターとは究極に選択が狭まれた中で、消極的に自虐的に選ばなければならない結果、仕方なしに選ばれるべきだ(苦笑)
そこで世の中の人々にもっとフリーターの不自由さを知ってもらうことでフリーターに憧れる人を減らし、現在フリーターの人には自分の姿を客観的に捉えて貰えれば嬉しい。願わくば自分を含めてこの記事を読んだフリーターが現状から抜け出すキッカケになればと思う。
ココでは【現役フリーターが感じている4つ不自由さ】を書いてみようと思います。
1,精神的な不自由さ
しょっぱなからエグいの出します(笑)
これは個人差あると思いますが、外に出かけると不意に他人の目が気になるんです。
言わなきゃ僕がフリーターだなんて誰にもわからないはずなんですが、ショッピングをしている時にスタッフの人に話かけられると「きっとフリーターって思われているんだろうな」って、勝手に思い込んじゃいます・・・orz
事実全くそのとおりなので客観的にみたら何の違和感も無いかもしれませんが、自分がフリーターをしていることが恥ずかしくなってごめんなさいって気持ちになるんです(´・ω・`)
どうあがいてもフリーターである自分に負い目を感じてしまうので、少しでも自信を持とうと、掘っ立て小屋のような自信を身につけてるのですが、ハリボテのように簡単に崩れるので常に自分に自信がなかったりします。
特に自分は目指すべきものや将来の夢的なものも無いのが拍車を掛けて自分を窮屈にしている感じもありますね〜・・・。
2,時間の不自由さ
これはフリーターの中でも僕だけかも。
フリーターなら時間の使い方は自由なので、この時間の自由度については本人次第なのが正直な所。
僕は個人経営の居酒屋でバイトしているのですが、店長に「◯◯の日は暇?」なんて言われると普段良くしてもらっているからには応えなきゃと、シフト入れちゃうんです。
ただ、僕もやたらめったらにシフトに居力していたら益々自分が将来やりたいことを見つけられなくなる。最近は意識的にシフトの応援要請を断るようにして、自分の時間を増やしています。
3,お金の不自由さ
これが一番大きいかもしれません。
やっぱりフリーター=アルバイトなので時給制ということもあり、お給料は少ないです。しかも一人暮らしで家賃食費光熱水ケータイ料金払って市民国保所得税払ったら時給1050円の僕の手元には何も残りません。
足の爪先の爪垢の残りカスって感じです。(涙)
もちろんアルバイトなのでボーナスもありません。
26歳にして一番高い買い物はiPhoneくらい(2年間分割)
服はGUかUNIQLO。貯金ゼロ。
ほしいものとかもありますが、当分買えそうにありません。(PS4欲しい!プロジェクター欲しい!おっきなテレビ買いたい!冬は寒いからヒーター欲しい!)
唯一の福利厚生は店長のうまい賄い飯が400円で食えることぐらい。
4,就職の不自由さ
これは上3つの総括みたいな感じかもしれませんが、個人的には4つ目としてカウントされるくらい不自由さを感じています。
将来への自由を感じるためには、お金も時間も必要です。そのためには多くの場合就職することが求められますが、フリーターとしての期間が長いほどに就職が難しくなるのは誰でも想像できると思います。
これって負のスパイラルっていうか、現状を変えないことにはこの不自由さって日に日に大きくなっていくわけだから恐い。(恐)
当然これから結婚とかそういった事を考えていくなら、定職についていたり相手を養っていけるだけの収入が求められます。フリーターってだけで結婚できない話もあるくらいですから、このフリーターがどれだけ就職への不自由さを感じるかはよくわかると思います。
その人にとって何を大事にするのか、によって捉え方も変わってくると思いますが、就職していて息苦しさや大変さを感じている方は、間違っても“自由で楽そうだから”という考えだけでフリーターにはならない方がいいっす。
こうして考えてみるとやっぱり将来自分が安心して暮らすためには就職する必要があるのかな。それか精神、時間、お金、将来、どれかを選択し、どれかを捨てるしか無いのか。。。
これも全て自分の気の持ちようだってこともわかっているけど、今は20代後半の自分。悩んでいる時間はあまりないと考えておいたほうが、年を重ねた時にハッとすることもない。
確実に言えるのは、このままの自分でいると、まさにここで書いたとおり『焦ってどこでもいいから就職』しちゃうだろうなってこと。
tunewakishimetaroh.hatenablog.com
それだけは避けたい(´・ω・`)
そんなことを考えている現役フリーターです。